以前、VRMの公式会議室で、話題提起させてもらったのですが、凄まじい勢いで流れていってしまったので、せっかくBlogを立ち上げたし、「とれたて~」にもつながりができたので書きます。
とりあえず、この動画を見て頂きたいと思います。↓
Movie_A
Movie_B
制作中レイアウトの一場面を切り取った動画なのですが、微妙に、AとBで差があるわけですが、気づいて頂けましたでしょうか?
作った身としても、カメラ位置を統一するために、少々不本意なアングルになってしまって、わかりにくいかなーとも思うのですが。というか、本当にわかりにくいな…。後で、SCを追加します。
この動画、Bの方で、奥の曲線区間に手が加えてあります。
Aの方は、全て平坦なレールなのですが、Bは右下の図のように曲線中間部分がわずかに盛り上がっています。
なぜこんなことをしたかというと…
上で書いたとおり、以前会議室でも書いたのですが、
カントの雰囲気を出したい、という思いからです。
念のため、「カント」というのは……
鉄道線路の曲線部において、外側のレールを内側よりも高くすること、またはその高低差のことである。カントを設けることにより、通過する車両にはたらく重力と遠心力の合力が軌道面に対してより垂直に近い角度で作用するようになる。これにより曲線を安定して通過できるようになり、また乗り心地がよくなる。 wikipediaより
というものです。
真っ平らな線路上を、高速でカーブしていくと、まるでジェットコースターのようで、僕としては納得が(?)いかないので、V3の時代から試行錯誤しています。
カーブの内側と外側の地面に高低差を付けるなど、紹介されていましたが、線路脇からの視点などではなかなかいい雰囲気には見えてこないので…。
いかがでしょう、部品用地造成が、賢くなった今、結構やりやすい感じですし。
第5号で593系が収録されると知ったとき、振り子実装=>カント実装???と一瞬喜んだのですが、残念な結果で…。
確かに、レール配置の手軽さが無くなったり、ユーザー側の手間が増えたりで、難しい機能なんだろうなと思います。でも、フレキシブルレールの応用で何とか…ごにょごにょ。
今のところは、上の記事のようにやったり、とにかくカーブを緩く作ったり、253系電車みたいに、車体が台形気味の車両を使ってみる、な感じで、カントもどき、または、カントが無くても大丈夫にしています。
前の記事書いてからそんなに時間たってないのですが、「謎。」現象が起こる条件が判明してきました。
レイアウトサイズが[1400mm~1589mm](縦横、どちらも)だと、1400mmに。
[1200mm~1399mm]だと、1200mmと、なってしまうようです。
[1590mm~????mm]は、1600mmともなります。(上限未調査)
地面用テクスチャの大きさのこともあるので、それに伴うサイズの制限は仕方ないのかもしれないですが、
結構中途半端なところに境界線があったりして、わかりにくいです。
レイアウター上ではしっかりと小数点以下の大きさまで赤線で反映してくれるのに、ビューワー上で思いっきり無視してくれるのでは悲しいです。
しかし、設定した数字次第では199mmもレイアウターとビューワーの間でズレが生じてしまうのは大きすぎません?20cmデスヨ。
細かい数字をもっと検証してみようかと思ったのですが、面倒くさくなったので(ぉぃ
とりあえず、200の倍数で地形サイズを設定すれば問題はなさそうです。
1000mm, 1200mm, 1400mm, 1600mm, …と。
これって、マニュアルに載ってましたっけ?
えーっと…あ、書いてある…
ヘルプ>マニュアル>レイアウターリファレンス>基本メニュー>レイアウト
ここの、レイアウトサイズの項目に、控えめに書いてありましたよ…。
いや、こんなところに書いてないで、レイアウターで設定するときに分かるようにしてくださいよ…。
200mm以下で設定する場合は、地形編集の単位が20mm単位なので、それを利用して、レイアウター上でレイアウトの土台を作るということも可能だと思います。地形テクスチャをドリル機能で、剥がしてしまうのもアリかもしれないですね。
とりあえず、今回の検証で習得したこと↓
1. レイアウトサイズは200の倍数で設定する。
2.200mm以下でのレイアウトサイズ調整をする場合は、レイアウター上での地形編集で見かけ上のサイズ変更をする。
IMAGICサマには、マニュアルへで、もう少し分かりやすいところへの明記と、レイアウター上で、分かりやすいところに表示するようにして欲しい、といったところでしょうか。
しかし、マニュアルはよく見るべきですね。検証をある程度進めてからマニュアルに書いてあることに気づくなんて…。
それは……
こんなこと↓
説明しますと、
レイアウター上で、レイアウトサイズぎりぎりのところに部品を配置する。
そうすると、ビューワー上では宙に浮いてしまう。地面がないところに配置してしまう。
要は、レイアウター上とビューワー上のレイアウトサイズが一致してないっぽい。ということです。
しかも、この現象。今のところ、他のレイアウトでは発生しません。しかも、レイアウター上の下の辺(南側とでも言いましょうか)に限定して起きます。
念のためですが、地形テクスチャがごっそりと剥がされているわけではありません。
同様の症状に見舞われている方、解決方法をご存じの方などいたら教えてくれるとうれしいです。
現在製作中のレイアウトが[20000*1500]という横長の形なため、サイズが縮むのは痛いのですよ。
今回の話のために、カテゴリを増やしてしまった。
また謎を見つけたら、使うことにします。
あ、IMAGICのサポートにも質問した方がいいのか。
2007/2/15 16:40 追記
この現象について、解決方法が見つかりました。ちょっと悲しいオチ付きですが↓
http://udonvrm.blog.shinobi.jp/Entry/8/